香川県 坂出市 こうざと矯正歯科クリニックです。
私が大学で診療していたのが97年から03年まで。
その間の98年から02年の夏は毎年フィリピンのマニラ市にあるスラムで歯科診療のボランティアに行っていました。
姉妹校であるUniversity of the East歯学部の同窓会を通じた事業です。
名称は「AGUDAA-V-フィリピン」
大学の先生から大学院生、開業医の先生、歯科衛生士、そして学生など。
お盆の休みを利用して約一週間ボランティア活動をしていました。
私は第一回からのメンバーです。
メトロマニラ全土から、分別されていないゴミがゴミ収集車で運ばれてここ「トンド地区」に集まってきます。
そのゴミが巨大な山を形成し、そこに人が住み始めました。
そのゴミをあさり、金属片など、換金できるものを集めて生活する人たちのことを「スカベンジャー」と言います。
我々はそのトンドのスモーキーマウンテンに隣接した地区で第一回目の活動を行いました。
スラムでの歯科診療は、日本では考えられないぐらいの劣悪な状況でした。
舗装されていない道、所々にある大きな水たまり、たくさんのハエ、高い気温と高い湿度、そして悪臭。
空調もない暗い教会の中にいすを並べ、そこに座ってもらい、われわれは頭に懐中電灯を装着して中腰のままで診療です。
ほとんどの診療内容は歯を抜くことでした。
私はその活動の中で、受診者の記録をとり続けました。
非常に興味深い結果が出ましたし、その活動は日本でもフィリピンでも高い評価を得ました。
また、大学に留学していたフィリピンの友人たちに会うのも楽しみでした。
そのような活動を続けてきていましたが、こちらに帰って来てからは参加できませんでした。
第一生命保険相互会社主催ということで、10月26日ホテルオークラ東京にて厚生労働大臣はじめ関係各位ご臨席のもとに贈呈式が執り行われます。
翌10月27日には、皇居において天皇皇后両陛下の拝謁が予定されているということです。
この知らせにはとても驚き、活動をしてきて本当に良かったと喜んでいます。
ボランティアの医療活動は、その地域の人たちにとってとても重要で、なくてはならない医療です。
世界中にはまだまだ医療に困っている人々がたくさんいるのが現状です。
このような機会があれば、また是非活動に参加してみたいと思っております。
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